スタンド看板の種類-用途や値段など紹介

看板の種類や素材

タンド看板と聞くと、どんな看板を思い浮かべますか?立て看板とも言われ種類が豊富で、私たちの周りにある身近な看板です。

大きく2つに分けるとしたら、コンパクトに収納できたり折りたためるタイプと、形は変わらないけどキャスターが付いて移動できるタイプがあります。

ここでは、スタンド看板(立て看板)とは何か、どんな種類があって、用途はなにか。また、いくらくらいで設置できるのか。設置するときには、どんな注意点があるかなど、詳しく解説しました。

スタンド看板(立て看板)とは?

スタンド看板の最大の特徴は何と言ってもいつでも移動でき設置場所を変更できることです。場所の変更が容易で閉店後は店内にしまうことが出来ます。

また、折りたためたりコンパクトに格納できるものもあり、車に乗せイベントなどの催し物にも使えます。

他にもキャスター付きのスタンド看板は飲食店など、メニュー表示や案内としてよく使われています。

    • 移動が可能
    • 設置場所を変えられる
    • 種類が豊富
    • 安価で買い換えが容易

工事が必要な大型看板と比べてスタンド看板は値段が各段に安く、簡単に購入できます。

どんなデザイン、特徴がある?

種類が豊富で、デザインはモダンなものからカジュアルなもの、木目調や黒板風のもの、LEDを飾った電飾ものもあります。

歩く人の目線に入りやすい高さで認識されやすく、工夫次第で人を惹きつけやすくします。

一方で人目に付きやすい分、ずっと同じ内容のものや古いままだと飽きられやすくなります。それでも価格が安いので一年に一回など、高頻度で買い替えできるのもスタンド看板の特徴です。

スタンド看板の種類

スタンド看板はデザインだけでなく形も豊富で、お店の印象に合ったものを選ぶと効果的です。

代表的なものを大きく分けると下記の7タイプになります。

それぞれ簡単に解説します。

  1. A型タイプ
  2. 手書き・木製タイプ
  3. 屋外用タイプ
  4. 電飾タイプ
  5. バナータイプ
  6. ポールタイプ
  7. ポスタータイプ

 

A型タイプ

A型スタンド看板は店舗入口付近に設置してあるのが多く、スタンド看板の中でも定番で誰もが見たことある看板です。

看板を横から見た時にアルファベットの「A」の形に見えるのでA型看板と呼ばれています。

他の看板は用途が名称になっていることが多いですが、見た目が名称になっている分かりやすいスタンド看板です。

シンプルで表示面が広く使いやすいのが特徴で、両面表示が一般的だから両方向からの歩く人にアピールできます。

折りたたんで片付けることもでき、閉店後に店の中に入れることで看板の盗難を防止できます。

注意点は設置の時、完全に全開にして使用することです。開きが不十分だと安定感が減り倒れやすくなります。事故や破損につながる恐れもあるので注意して設置しましょう。

専用のおもりを併用して売っているのが多いので、合わせて購入するのがお勧めです。

手書き・木製タイプ

手書き・木製タイプはA型と同様の形をしていますが、木製フレームと手書きで見る人に温かみのある印象をあたえることができます。

手書きにすることで店舗の特徴やこだわりをダイレクトに伝えらる、その日限定のメニューや商品を書き看板内容を毎日変えることができます。

チョークで書くものと、マーカーで書くもの、またその両方どちらも対応可能なハイブリッドなものまでありますよ。

カラー黒板やホワイトボードなど店舗の印象に合ったものを選ぶことで、より効果的に集客できるかもしれません。

カフェや美容室だけでなく、日本料理店など固いイメージを持たれがちな店舗も、手書きにすることでぬくもりを感じさせます。

手書きのスタンド看板は、看板を見た人にぬくもりを感じさせ入ってみたいと思わせるのが手書きの良いところです。

屋外用タイプ

屋外用のスタンド看板は室内用と見ためはあまり変わりませんが、価格は2倍以上します。

価格が高いならば室内用のものにカバーを掛ければ良いと思われるかもしれませんが、それはおすすめできません。屋外用は雨に濡れない防水だけでなく紫外線に強い作りになっています。

室内用は日光に弱く、長時間外に出しておくともろくなります。屋外での耐久性が低いので壊れやすくなります。屋外用はこうした外からの刺激に強い材質や錆止めをして作らています。

屋外用でも長く使うコツは、雨に濡れたら拭き取り、倒れない様におもりを使用するのが良いでしょう。

電飾タイプ

電飾タイプのスタンド看板は、夜間がメインの飲食店や店舗におすすめの看板です。

夜は暗くなるため普通のスタンド看板では目立だたなくなりますが、電飾が光ることで他店より目立つことにもなります。また営業中であることをアピールすることにもつながります。

電飾タイプには、パネル内にLEDが搭載されているものや、縁が光るものがあります。お店のイメージに合わせて選ぶことで集客しやすくなります。

注意点は、電飾を光らせるために電源が必須であること。設置したい場所の近くにコンセントがあることを事前に確認しておきましょう。

バナータイプ

バナータイプとは旗や幕を自立させることができるスタンド看板です。

収納しやすく簡単に畳めるので持ち運びでき車に積んで運搬できます。組み立ても簡単なので、展示会やイベント時に特におすすめの看板になります。

特徴は他のスタンド看板と比べ表示面が大きいことです。幅は1m前後、高さは2mほどにもなり圧倒的存在感を与えることができ、アピール力が高い看板です。

スタンド本体を購入しておけば、様々なバナーを使い回せるため、定期的なイベントが多い場合に適した看板になります。

ポールタイプ

ポールタイプは1本足で立つ看板です。案内やメッセージを表示させたい時に多く利用されています。

表示面は小さいですが、その分無駄な表示を省くようデザインされシンプルでダイレクトに伝えたいことを伝えることができます。

個人でお持ちのプリンターで、印刷したものを載せることもできるため、簡単に使いまわせる看板です。

ポスタータイプ

A1やB1といった規格サイズのポスターを表示させる看板です。新たにデザインを発注することなく 手持ちのポスターでセットできるため本体さえあれば、すぐさま看板になります。

また壁以外にポスターを掲示したい時や、壁に掲示できる場所がない場合にもお勧めです。

定期的にパネルに表示する内容が変わる場合や、変えたい場合にも適している看板になります。

スタンド看板の用途

スタンド看板の用途は、大きく分けると2つになります。

  1. 店舗自体もしくは商品やサービスをアピール
  2. 店舗に導くためのきっかけをつくる(背中を押す)

上記の2つ両方を含んだ、店舗の商品やサービスをアピールしお客さんを店内に導くためのものもあります。

要素が多すぎると何を伝えたいか内容が薄くなるので、1つか2つに絞るのが効果的です。

スタンド看板を使うことでセールやイベントの告知や目玉商品、本日のおすすめ品、禁煙や駐車禁止、すべりやすいなどの注意喚起など、看板を使用する人が歩行者に何を伝えたいかを知らせることができます。

文字や写真を使いアイディア次第で魅力的に見せることができ、店舗の前まで来て入るかどうかを悩んでいるお客さんの背中を押す、または入ってみたいと思わせるのもスタンド看板の役目になります。
 

 

タイプ別スタンド看板の値段

種類の豊富なスタンド看板はタイプごとに値段も変わってきます。下記値段はタイプ別で、よく買われているものの値段を調べました。お買い求めになる時の参考にしてください。

A型タイプ

A型タイプでよく買われるのはサイズがA1両面で、価格は10,000~15,000円です。

簡単なものは5,000円、材質やサイズが大きくなると50,000~100,000円ものもあります。

手書き・木製タイプ

手書き・木製タイプでよく買われるものは、マーカーで記入する両面タイプのもで価格は約5,000円です。

5,000円~10,000円の価格帯が多く、スタンド看板のなかでも比較的リーズナブルなものが多くあります。

屋外防水タイプ

屋外防水タイプでよく買われるのは20,000~50,000円の価格帯が多いです。

電飾タイプ

電飾タイプは電飾が付いているため他のスタンド看板と比べ高く、よく買われているものは100,000円程度~です。

バナータイプ

バナータイプは10,000円台の価格帯が最も使われているものが多いです。

ポールタイプ

ポールタイプは20,000円前後の価格帯が最も使われています。

ポスタータイプ

ポスタータイプはサイズにもよりますが20,000円~の価格帯が最も使われています。

スタンド看板のおもり

スタンド看板にはおもりを乗せて使うものが多いです。

おもりを使う目的は、看板の転倒防止だけでなく倒れた看板で通行人に怪我をさせないなど安全面を考慮して使用することが多いです。

人通りの多いショッピングモールで使用する場合はおもりを乗せてスタンド看板を使用するのが良いでしょう。

それに看板は倒れると傷が付き、見た目も悪くなります。特にA型タイプ等は軽いものが多く看板を綺麗な状態で保つためにもおもりを使うことをお勧めします。

上記3つの転倒防止・安全確保・品質保持の観点からも看板製作メーカからおもりを乗せることを推奨されています。

おもりの種類

・注水式おもり
・専用おもり

注水式おもりの価格は約2,000円です。おもりを乗せるための台又はアームが約3,000円です。

専用のおもりはメーカーによって価格が違うので、購入前におもりの値段を確認しておくとスタンド看板全体で掛かる費用も分かります。

注意点は使い方を間違えると、おもりとしての効果が半減しますので使用前に取扱説明書をよく読んでから設置しましょう。

またおもりを設置したからといって絶対安全ではありません。強風が予想される悪天候時は、スタンド看板はしまうか安全な場所に移動しておくとトラブルを未然に防げますよ。

スタンド看板の素材

スタンド看板の素材にはアルミが多く使われています。アルミは非常に軽くまた錆びないという点で移動が多いスタンド看板によく使われる素材です。

手書き・木製タイプには木が使われます。木製の特徴は価格が安く、木のぬくもりを感じることです。天然素材のため雨や湿気に弱く割れが生じるリスクもあります。

表示面にはアクリル板が多く使用されます。アクリル板は透明度が高く、同じく透明度の高いガラスよりも軽く衝撃性に優れています。また加工もしやすいので様々なサイズに適合しやすい素材です。

タイプ別よく使われる素材の一覧

他にもステンレス素材でできたスタンド看板もあります。しかしステンレス製は値段も高くなります。値段が高ければ良いとかではなく、店舗にイメージに合った素材を使用しているものを選ぶことが重要です。

【A型タイプ】本体:アルミ、パネル:透明板PET
【手書き・木製タイプ】本体:木製、パネル:スチール
【屋外用タイプ】本体:アルミが主流で、スチール、高額なものだとステンレス パネル:アルミ複合板又はアクリル板
【電飾タイプ】本体:アルミが主流で、スチール、高額なものだとステンレス、パネル:アクリル成型板
【バナータイプ】本体:アルミ、幕:ターポリン
【ポールタイプ】本体:スチール
【ポスタータイプ】本体:アルミ、パネル:アクリル透明

スタンド看板のデザイン

スタンド看板の多くは本体のみで販売されていることが一般的です。

パネル部分のデザインは別で、看板デザイン会社に発注するか、自分でデザインしたものや会社から支給されたものをパネル内に差し込むことでスタンド看板として使うことができます。

自分でデザインができない場合は、看板デザイン会社に依頼しましょう。

看板デザイン会社に依頼するメリットは集客しやすいデザインを作成してくれるところにあります。

スタンド看板の多くは集客目的で使用するため独学でデザインするよりも、看板専門会社に依頼した場合が良いこともあります。

オーダーメイド対応の業者に頼む

実績と信頼のおける看板デザイン会社に依頼することで、店舗側が伝えたい想いとマーケティングの観点から見たデザインを作成してくれるので、費用は掛かりますが集客アップに繋がる可能性が高いです。

デザインを依頼する時の注意点は、指定のロゴ、入れて欲しい画像、店舗のカラーや特徴等を伝えることです。完全にお任せするのではなくしっかりと話し合うことで良い看板が完成します。

またサイズ選びは重要で、購入前に実際に置く場所のスペースを計測しておきましょう。

せっかくデザインしたのに大きすぎたり小さい場合、設置できないことや存在感のない看板になってしまいます。

手書きタイプのデザインは、字が上手い、もしくはデザインセンスのある従業員に書いてもらうことでデザイン費用を抑えることもできます。

まとめ

スタンド看板を設置する目的は、店舗又は商品の存在をアピールすること、また店舗に入るか迷っている人に動機付けを与えることの2つだと思います。

歩く人の目線に入りやすく表示面も広いため、見やすくて店舗に人を集めるのに最適な看板です。

このように、スタンド看板は人を集める役割を果たしますし、アピール力の高い看板であることは間違いありません。

しかし、表示面に文字をたくさん並べてしまえば歩く人は読むこともなく通り過ぎてしまいます。また奇抜なデザインでは何を伝えたいのかも分かってもらえません。

スタンド看板は、その店舗に合ったデザインやタイプを選ぶことで、ターゲットとしているお客様に見つけてもらえ、より効果的に集客することが可能です。

スタンド看板のデザインを検討の方はぜひ、ご相談ください。あなたが得たい効果を出すために、本当にスタンド看板が効果的かどうかという観点からアドバイスさせていただきます。

成功事例

この記事を書いた人

株式会社サインズスクエア代表取締役の西村友宏です。デザインの力で仕事を楽しくするとビジョンを掲げて北堀江看板サイトを運営しています。600件以上の施工実績、2000件以上の現場経験より導き出した弊社オリジナルの看板理論をどうぞご覧下さい。

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