自立看板の価格と種類

看板の種類や素材

立看板には、タワーサイン・二本足タイプ・ポールサインといったものがあり地面に直接埋め込むタイプの基礎工事が必要な看板がです。

店舗や会社のシンボルにもなり、お客さんを誘導する役割も担うので看板の中でも王道の看板とも言えます。

また道路沿いに設置されることが多いため、多くの人の目に入りやすく、宣伝効果を発揮させる役割も担います。

T型やA型といったスタンド看板もしくはスタンドサインも自立する看板と言えますが、ここでは地中に埋め込むタイプを自立看板として紹介していきます。

自立看板とは

自立看板には大きく分けて、シンボルとしての看板と案内としての看板、2つの役割があります。

  1. シンボルとしての看板
  2. 案内としての看板

シンボルとしての役割

シンボルとしての自立看板とは、お店や会社のアピールやイメージに繋がるのでたくさんの人に認知してもらう役割を担います。

その代表例は、歯科医や整骨院の看板です。看板を見た人に、一目でここがどういう店舗や会社なのかが分かり、看板のデザインや大きさで入りやすいかどうか左右されます

案内としての役割

案内としての看板とは、この先に何があるかを案内させる役割を担います。その代表例は駐車場や体育館といた施設また観光スポットに設置されるものになります。

お客さんを目的の場所に辿り着かせる役割があるので「誘導する看板」とも言えます。

どちらも店舗や会社の顔として何十年も支え続けるアピールサインになるので、看板製作は重要です。そのためにはどこの看板制作会社を選ぶかが肝になります。

参照記事:看板製作会社の実力を見極める!失敗しない業者選びの方法

自立看板の価格

自立看板の価格や費用は大きさや材質によって異なりますが、店舗や会社に使う自立看板の相場としては簡単なものなら20万円(看板本体に10万円、設置費用が10万円)からになります。

地面に埋める工事が発生するため、それなりにコストがかかってきます。

自立看板だけではないですが、看板を設置するのに掛かる諸費用は下記からなります。

デザイン・設計費 + 看板製作費 + 施工費 = 看板価格

参照記事:看板の価格はいくら?工事費用、製作の値段、デザインの料金トータルで算出します

では、次に自立看板に掛かる金額を細かく見ていきましょう。

材料の金額

自立看板本体の金額には、看板自体の材質とデザイン費用及び制作・加工費用が含まれます。

材質は大きく分けてスチール・アルミ・ステンレスがあります。この3つの中でステンレスが最も高い材質です。

ステンレスの価格はスチールの約1.5倍から2.5倍の金額になります。

金額が高くなる理由は、雨や紫外線・塩からの腐食に強いため錆びにくく耐久性が高いのと、加工が難しいという要因です。

また看板に掛かるデザインはシンプルで簡単なものほど安価で済みます。こだわったデザインやプロのデザイナーによるデザインは高くなります。

設置費用はいくら?

自立看板は台風や強風が吹いても倒れないように、地面に穴を掘り基礎を作って建てられます。

設置する看板の大きさにもよりますが、相場としては約10万円から15万円です。

設置費用の中には、運搬費・基礎工事費・施工費(運んで、コンクリート流して、設置する)なども含まれます。

大きい看板だと取り付ける際にクレーン車が必要になるので、クレーン車の費用も含まれることになります。

撤去費用はいくら?

新しく自立看板を建てたい場所に、既に看板がある場合撤去する必要があります。看板を撤去する工事だけなら約3万円程度の費用で済むこともあります。

しかし看板の撤去に加えて基礎コンクリートの撤去もしたいとなると、約10万円以上の費用が必要となります。

自立看板にはステンレス製がいいの?

ステンレス製は、雨または紫外線・塩による腐食や劣化に強く非常に錆びにくい特性があります。

そのため、屋外にはステンレス製の看板が良いのではと思われるかもしれません。しかし、ステンレス製はスチール製と比べて価格が1.5~2.5倍と高い材質です。

スチール製であっても焼き付け塗装とかで錆び止めしてあるので、ステンレス製にこだわる必要はありません。

高コストになるので絶対に腐食させたくない場合やデザイン的に優先させたい場合など、状況に応じ素材を使い分けることを推奨します。

自立看板の種類

自立看板には様々な形状があり、照明が種類が豊富なのが特徴です。

代表的な自立看板の種類はタワーサイン・二本足タイプ・ポールサインです。

その他にもウッド調支柱サイン・和風サイン・拡張式ユニット・カジュアルサインがあります。

  • タワーサイン
  • 2本足タイプ
  • ポールサイン
  • ウッド調支柱サイン
  • 和風サイン
  • 拡張式ユニット
  • カジュアルサイン

また自立看板に内照や外照を設置することで、夜間でも認識されるだけでなく集客用の広告としても機能するメッリトがあります。

タワーサイン

タワーサインとは、駅や病院などの施設名称や店舗の名称を道路に面した場所に設置する自立看板です。

かなり遠くからでも認識できる5mを超えた大型のものから、人の背丈より少し高い2mのものまであります。どちらも施設や店舗の位置を示す顔として、よく使用されます。

車が通る道路沿いや歩行者道沿いに設置される大型のタワーサイン。

2mほどのタワーサイン。

どちらもデザインはシンプルですが両面に表示が出来るので、両方向から来る人に認知されやすいのが特徴的でインフォ―メーションの役割もあります。

またタワーサインには車を運転して施設や店舗を利用する人を、目的地へ案内する役割もあります。

二本足タイプ

二本足タイプは、支柱を2本地面に埋め込むタイプです。横幅が広く取れるため文字以外にも写真や絵を使って伝えることができます。

歯科医院や整骨院などは文字やロゴだけでもどんな店舗か分かると思います。しかし飲食店は文字だけだと、メニューや店内の雰囲気が分からず入りにくいですよね。

そのため特にカフェや飲食店では、美味しそうな料理や居心地の良さそうな写真を載せることで、食べたい入ってみたいと思わせる出来ます。

ポールサイン

ポールサインは、1本の支柱を地面に埋め込み看板を取り付けるタイプです。サイズは様々で主に交通量の多いメイン道路に面したお店や施設に適しています。

役割はタワーサインや二本足タイプと同じで、会社や店舗の案内役としてよく使われています。また街の景色や、その場の特徴ともなるので発見性は非常に高い看板と言えるでしょう。

高い位置に取りつけられることも多く、広告として使われることもあります。ただし高さが4m以上になると構造物及び広告物確認申請が必要です。

他の注意点は地域の景観を損なうおそれもあるので、自治体が定める規制など事前に確認が必要になってきます。

自立看板の基礎

自立看板の基礎的な情報を知っておくことは、良い看板製作会社を選ぶ時の判断材料になります。面倒なことは全てプロに任せ丸投げするのは楽です。

しかし何も知らずに施工依頼するよりも、基礎的な情報を少しでも知っておけばあなたの看板をどの業者に依頼すべきか選択できるでょう。

また自立看板の基礎を知ることで、依頼する業者のレベルもある程度分かってくると思います。どこにどの程度の工事が本当に必要か知れれば、施工費を抑えることもできるかもしれません。

少しでも良いので、施工依頼を出す前に自立看板の基礎を学んでおきましょう!

基礎工事

自立看板の基礎工事は、何年も屋外で立ち続ける看板を支え続けるための重要な工事です。

基礎がしっかりできていないと、いくら立派な看板が出来ても数年で倒壊しそうになっては意味がありません。基礎工事は目立ちませんが看板を建てる上での最も重要な工事となります。

まず通常自立看板の基礎工事は、穴を掘削したあと土台となる大きな基礎底版をします。

基礎底版はベタ基礎とも言われ一定以上の厚みをもったコンクリートを敷くことで、基礎の部分が沈下しない様にするためのものです。

次に基礎底版の上に枠を作り囲いをします。囲いが出来たら囲いの中に鉄筋を並べ配筋をします。これで基礎の部分が更に強固なものとなります。

またこの時に看板の支柱と結合するための、アンカーボルトも配置します。

最後に看板支柱と基礎部のアンカーボルトを結合したら、コンクリートを流し込み基礎工事の完了です。

他にもFL工法と呼ばれる基礎工事もあります。こちらは通常の基礎工事と比べて基礎の面積を少なくすることができます。

FL工法は基礎底版の代わりに、長い銅管を建て込みます。この銅管の中に看板の支柱を入れ安定させるのがFL工法の特徴です。

看板を建てるのに必要な面積を大幅に縮小することが出来るので、限られた敷地を有効に活用したい場合にFL工法は適しています。

基礎の図面・基礎計算

 

自立看板の多くは工作物確認申請で済みますが、高さが4メートルを超えるもので大型の看板は準用工作物と呼ばれ建築確認が必要です。

申請にまず必要なものが地盤調査です。看板を建てようと計画している場所が、既に過去に地盤調査を済ませているならそのデータを流用できます。

地盤調査の方法として、スウェーデン式試験とボーリング調査の2つがあります。

  • スウェーデン式試験
  • ボーリング調査

どちらも一般的な地盤調査方法ですが、大掛かりな作業がなく低コストで済むのはスウェーデン式です。

地盤調査が終わると1級建築士による図面の作成と構造計算に入ります。その後使う材料を選び施工方法を決めたところで、工作物申請を提出する形になります。

他にも看板を設置するには工作物申請以外に屋外広告物申請も必要です。

申請書の許可が降りれば、自治体から確認済証というものが発行され看板工事が開始できます。

また4メートル以下の看板でも、勘や経験で基礎を済ませる施工会社ではなく、きちんと構造計算をして工事着手するところに依頼するのが良いでしょう。

構造計算を基に施工した自立看板は台風や突然の突風といった自然災害にも倒れない・折れない強くて頑丈な看板を設置することに繋がります。

工作物としての自立看板の高さ

高さが4メートルを超えない自立看板は建築基準関係規定に適合しないため工作物として扱われます。

しかし基準が無いからと言って適当に設置することができるというわけではありません。各自治体の条例で、いろいろな条件が指定されています。

設置したい自立看板が自治体の基準に適合しているか、自治体のホームページで事前に確認しておきましょう。

※通常は、きちんとした免許を持っている看板業者に相談すれば、簡単に調べることができます。

自立看板の耐用年数

金属で造られた自立看板の耐用年数は20年です。

耐用年数とは看板の寿命ではなく、資産計上できる年数なので注意してください。

つまり看板としての価値の年数を表したものが耐用年数です。

看板の寿命を表すものは耐久年数になります。耐久年数は20年よりも長くなりがちですが、経年劣化をして見栄えは悪くなるので、適宜メンテナンスするのがよいです。

自立看板のデザイン

デザイナーの仕事内容

自立看板の中でも多く使用されるのがタワーサインと呼ばれるものです。

材質は既製品ならアルミが多く、オリジナルで作るならスチールがよく使われています。

金属製以外にも、内側から光らせる内照式のタワーサインもよく使用されます。

本体から制作することは稀で、大抵既製品を使用してその上にデザインしていくのが一般的でコストもかかりません。

スチール製を使用しオリジナルで作成したタワーサインのデザイン

既製品ではなく、オリジナルのタワーサインを作るにはスチールが適しています。スチールは汎用性が高く加工性に優れており価格も安いのが特徴です。

他にはない世界でひとつの看板を建てたいなら、スチール素材で施工依頼するとコストも抑えることができます。

スチールだと錆びや腐食の心配もありますが、焼き付け塗装や錆止めで仕上げることで何年も美しい状態を保つことが可能になります。

また万が一錆びても表面だけ綺麗に補修することも出来ます。

タワーサインのデザインは、基本的にロゴマークと名称(店舗名・会社名・施設名)のシンプルなデザインです。

シンプルですが文字やロゴを適切な大きさでデザインすることで見つけてもらいやすくなります。

内照式(内側から光らせる)タイプのデザイン

この写真は表示面にアクリル板を使い、内側からLEDなどの照明を使いを看板を光らせる内照式の自立看板です。

アクリル板は衝撃に強くガラスの10倍の強度があり、表面の硬さはアルミと同等です。

そのため、通行人やお客さんが誤って足をぶつけたとしても破損する可能性が低くなります。

また紫外線や雨にも強く長期間、外に出していても劣化しにくい特徴を持っています。

透明度が高く光を通しやすいため、内側から照らすことで看板全体をムラなく照らす内照式タワーサインが出来上がります。

内側から光るタワーサインは視認性が良く、夜は宣伝効果にもなり街の防犯にも役立ちます。

まとめ

自立看板は基礎工事が必要で大型なものだと建物程の大きさになるものもあります。車を運転する人や歩行者からの視認性が高くアピール力の高い看板と言えます。

遠くからでも存在感があり見やすくて、店舗や会社の名前に最適な看板です。

存在感のある看板なので店舗や会社の「顔」のような役割も担っています。

また視認性が高く存在感もあるので、ターゲットとなるお客さんを誘導する効果もあります。

このように、自立看板はさまざまな役割を果たしますし、非常に効果の高い看板であることは間違いありません。

一方で、すべての店舗で効果的かと聞かれるとそうとは限りません。

看板は、そのお店の業態はもちろんのこと、場所やターゲットとしているお客様によって、あるいは建物の形状等によって、より効果的に最適化することが可能です。

自立看板を検討の方はぜひ、ご相談ください。あなたが得たい効果を出すために、本当に自立看板が効果的かどうかという観点からアドバイスさせていただきます。

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