完全マニュアル|開業時に医院広告はこの順番で行う

クリニックマニュアル 看板理論

はじめに知っておいて欲しいこと

クリニック経営において開業から最初の3年間の広告戦略はその後の展開を大きく分けます。

私は10年間で200件の医院マーケティングに関わらせていただきましたがこのクリニック業界では医療法による広告規制のせいで広告業者の参入障壁が高く、結果いまだに淘汰されるべき古い理論・業者が中心になって広告がなされています。

私は多くのドクターと親しくなる中で開業から3年間に効果的な順番で広告を行うことの重要性を痛感しました。

今回はこの順番を守れば間違いないという完全マニュアルを作成しましたので是非これを参考にしていただき本業に専念していただければと思います。

医院業界での経営の原則とマーケティングについて

医院を始めとする中小企業の経営の基本原則はどの業界でもあってもランチェスター経営の竹田陽一さんが示すように特定の業界・商品・エリアなどで1位になる事です。

医院経営の場合は特にこの中でエリア・客層・商品に注目する必要があります。(医院において商品とは受診メニューというイメージです)

その為、医院のマーケティングはこの3要素のどれかで1位になる為の行動だと考えて下さい。

開業時に決めておかなければならない事

どの領域で1位になるのかを開業時に決めるのは難しい部分があります。

そこで最初に決めるのは地域という事になります。特定エリアで1位になる事は医院経営の大原則ですのでここからスタートして下さい。

かかりつけ医という言葉があるように消費者にとって医院はしばらく通う、もしくはこれから何かあった時に頻繁に利用するかもしれない場所であるという認識を持てば必然的に通いやすい場所といえる住宅エリアがターゲットという事になります。

特に最重要ターゲットは生活動線上に医院がある住宅エリアになります。

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生活動線上に医院がある場合は出来ればその医院に決めたい心理がある訳ですから非常に簡単に獲得が出来ます。

逆に生活動線上にない場合はその消費者の行動を変容させないといけない訳ですからそのパワー分のコストがかかってくるという事になります。

一般的に半径500mなどという決め方をしますがそれでは大雑把過ぎてダメなのです。

例えば家から駅までの動線から一本離れた立地であればそれほど消費者は大きな動きを取らなくても通院出来ます。

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しかし駅の反対側などほとんど足を踏み入れた事がない人を動かすには大きな理由が必要になってきます。

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このように同じ徒歩圏内であってもそれぞれに事情が異なりますのでエリア戦略は難しくあまりなされていないのです。

医院が開業から3年間に検討すべき広告の種類と順番について

医院が実施していく順番は以下の通りです。

開院日までに実施完了しておく必要があるには1~6です。ここまでは必ず開院日までに必要です。

開院後に7について検討していく方法がベストでしょう。

1.ロゴマーク(ブランディングツール一式)

2.医院の外観・看板

3.写真撮影

4.チラシ

5.ホームページ

6.パンフレット

7.各種媒体や広告

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それぞれについてどのような意味があるのか詳しく解説したいと思います。

今回はクリニック全般に関する内容ですが分かりやすくする為に、競争が激化している歯科医院を例に挙げて解説したいと思いますので予めご了承下さい。

 

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