外観・看板に設置する照明ライトは、営業時間後の夜に集客効果あり!

看板の照明 看板理論

板に宣伝効果を求める場合、照明は大変有効です。

人を虫に例えるのは失礼かもしれませんが、虫と同じで人も明るいところに寄ってくるものです。夜明るい部分があれば無意識であっても注意を惹きつけられる、つまり宣伝効果が見込めるという事です。

宣伝効果があるということは、集客に有効ということができます。詳しく解説して参ります。

※こちらのブログで書いてある内容をYouTube動画にしましたので、併せてご覧下さい。


 

店舗の集客に非常に効果的な看板の照明ライト

考えてみれば当たり前の事ですが、多くの方が意外と夜の照明を上手く利用出来ていないものです。

先に結論をいいますが、医院や店舗の建物自体やファサード部分をスポットライトなどで明るくする事で大きな宣伝効果・集客効果が期待できます。

よく医院様などでそんなに夜遅くまで診療していないから照明は必要ですか?と質問されますが、診療・営業時間外でも(例えば12時頃まで)照明を点灯しておくのは、宣伝効果を狙う為です。

光は、注意を引き付ける

光の当たっている場所には無意識的にその方向へ視点が惹き付けられるようです。何気なくパッと目にいく…それは、外観・看板においても宣伝効果が高いものだと言えます。

なぜなら、営業後にシャッターを閉めてしまう店舗や医院が多いため、中の様子が分からず、夜間の宣伝はうまく見込めません。

夜間のライトアップが効果的な理由

そこで、医院や店舗の外観やファサード部分をスポットライトなどで明るく照らすことで、夜は周りが暗くなっている分、昼間よりも存在をより知ってもらいやすくなります。

日中と夜間では通る人が違うこともあり、夜間も看板でPRできることは、看板による宣伝時間が2倍になるとほぼ同義になります。

 

防犯にも役立つ存在

住宅地などで夜間に煌々と照明がついているのは近所迷惑ですが、適切な照度で照明をつけることは防犯の観点から喜ばれるケースが多いようです。

宣伝効果だけでなく、夜間に照明をつけることは防犯面でも役に立ちます。

街頭が少ない暗がりの場所や住宅街などでは、明かりが灯っていると安心感が出て、周辺住民や通行人にも良い印象を与えることが多いです。

実際に、そういったお声をいただくことがあり、地域への貢献の観点からも積極的に照明を設置することをオススメしております。

照明を取り付けてお客様から喜びの声をもらった事例

看板・照明設置後にお客様からお聞きしたエピソードですが、看板の照明を晩に点けておいた事である女性の患者様から、このような声を頂いたとのことです。

以前は夜が暗く帰宅途中とても不安で怖かったのですが、医院前の照明を点けてくれたおかげで不安を感じることもなくなり安心して通行できるようになりました!

このように結果的に当初は想定していなかったことですが、地域皆様から喜ばれるという結果を生むことがあります。

特に医療機関の場合は公共機関と同じような立ち位置として消費者から見られているケースが多いので、このような結果を生むのだと思います。

袖看板の明かりとは別物です

医院などでは袖看板(電照式)が付いているところが多いのですが、これは「外観・看板が明るいと宣伝効果がある」対象にはなりません。

袖看板は垂直の目線から発見されやすいようにあるものではあります。しかし、ロードサイドの大型自立看板でない限り、それ単体の存在感で無意識の人が思わずじっと見てしまうような影響力は持っていません。

袖看板の場合それ自体はあくまで表示板ですから、信号や道路標識などと同じイメージです。

夜間は競争率が低くなる!

一方、建物自体・ファサード部分、また情報を掲載している看板などが明るいと、確実に目を惹きます。このような大きな目線で考える事が外観・看板デザインでは重要です。

夜は繁華街でない限り、夜は非常に競争が低くなります(昼間は見えるものが多い為)。

その中で建物全体が明るくなっていると、特に住宅地などではその道を歩く全員が毎日その建物を意識する事になります。

看板 宣伝効果 照明

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看板に照明を取り付ける際の注意点

照明を使った外観・看板デザイン対策はかなり効果が見込める分、諸刃の剣となりえます。

住宅地で異様なぐらい明るくしてしまったり、また地域や建物の雰囲気にあっていない色の明かり(例えば昼光色、青のLEDなど)で煌々と照っていると、地域の人々に変なイメージを持たれてしまいます。

照明器具をつける際に注意すべき4つの点についてまとめます。

1:照明の数や、明るさが間違っている

照明の数やワット数はある程度の目安はありますが、設置する地域の全体の明るさで大きく変わってきます。

当社の場合も都度過去の経験から判断して、どの程度の照度がよいか慎重に判断しています。これは、それだけ難しい問題であり、やってみないと分からない面が多分にあります。

設置する照明数が少な過ぎるケースは追加出来ますが、多すぎる場合は取り外さないといけませんので慎重に検討される事をお勧めします。

しかしよっぽどの事がない限り、多すぎるという失敗は少なく、どちらかと言えば少ないパターンが多いと思います。もちろん、多くなりすぎないようにしているからということが要因とも言えますが。

2:照明の色

先にも述べましたが照明の色は建物や周囲との調和の観点から選んで下さい。住宅地などではあまり目立ちすぎるとよくないので、優しい光の電球色を選ぶ方が無難でしょう。

いずれにしても、全体デザインの上で照明の色が決まりますので、デザインの問題として取り扱うことが必要になります。

3:照明の設置位置

これが最も多い失敗です。

照明を増設するなどして照度はしっかり確保しているのに、肝心の「外観・看板を明るくして宣伝効果を!」という意味で目的が果たされていないケースがあります。

照明を増やしたのに何故か明るくならない・・・と思われた経験はありませんか?

これは印象の問題です。

実際には、照明は設置された場所の、その周りは明るくなっています。しかしライトがどこにも当たっていない状態(地面に当たっている)であることが多いです。

入口の足元を明るくすることと、外観や看板を明るくして宣伝効果を高めることは、同じ照明器具を設置する行為であっても、全く違うものだと考えて下さい。

4:タイマーを設置する

夜間に煌々と強い光で夜中も照らし続けるのは避け、周りの住環境に配慮することも重要です。
また、必要な明るさで決まった時間までに消灯することで、消費電力の節約にもなります。

さらにタイマーについてお話させていただくと、通常では一定時間になると点灯し消灯するものが主流ではありますが、中には様々な種類があります。例えば、次のようなものです。

・時間設定可能なタイマー+光を感知するセンサーがついているもの
・四季の日の入り日没などデータとして入ってる高性能なもの

このように、タイマーの中には、細かな設定が可能なタイプもございます。また、現在はLEDの電飾が主流になってますから昔の白熱球などに比べると電気代も安く交換の頻度も極めて減ってきております。

以上の点を考慮した上で、外観・看板のデザインと合わせて、照明器具の設置も是非ご検討下さい

照明は、看板と外観のデザインの問題です

以上が夜間外観・看板を利用して宣伝効果を図るコツです。

結局のところこれもデザインの領域であり、デザインセンスで成否が分かれます。外観・看板デザインは単にグラフィックデザインというだけに留まらず、照明などを含めたトータルデザインだという認識が必要です。

照明を含む看板や外観についてのご相談はぜひ北堀江看板にお問い合わせください。外観による集客のプロとして適切な答えをご提供して参ります。

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この記事を書いた人

株式会社サインズスクエア代表取締役の西村友宏です。デザインの力で仕事を楽しくするとビジョンを掲げて北堀江看板サイトを運営しています。600件以上の施工実績、2000件以上の現場経験より導き出した弊社オリジナルの看板理論をどうぞご覧下さい。

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