動物病院においても、外観や看板は集客においてものすごく大きな役割を担います。
とはいえ、ただ目立てばよいかというとそういうわけではありませんし、新しい外観や看板にしたら集客できるかというと、そうでもありません。
ここでは、動物病院が「新たに看板を設置したり外観を作ったり」あるいは「看板や外観をリニューアルしたり」する際にどういうポイントを抑えておくことが重要なのか、具体的な事例を含めて解説して参ります。
結論は、印象に残るデザインによって集客力を高め、発見性の高い外観と看板にしていくことです。集客力を高めたい動物病院の方はぜひご覧ください。
動物病院の看板デザインと聞いて何をイメージしますか?
弊社北堀江看板では、看板を1つのパーツとして捉えず、建物全体を看板と見立てたデザインを行います。
“看板デザイン”というと、お店の入り口ある“看板”や“A型看板”などをイメージする方が多いです。動物病院についても同様です。
そういう意味では、弊社がご提供するサービスを“看板デザイン”と表現するのはふさわしくないかもしれません。
ですが、ここでは、外観全体のデザインも看板デザインの一種と捉えて解説させて頂きます。
消費者が目にしているのは看板パーツではなく建物そのものです
消費者は日ごろいろいろな情報であふれかえる中で生活しています。
全ての情報を確実に捕えることはできません。むしろほとんどの事を無意識にやり過ごしています。
したがって、「看板や広告は設置すれば見てくれる」という前提で考えていては効果を出せません。
人は自分で選択する情報しか入手しないからです。
看板のパーツを見てもらいたければ、まず外見そのものが他のお店などに比べて思わず見てしまうほど興味をひくかどうかが重要です。
そこで惹きつけられて初めてパーツの看板デザインを見るという事になります。
そこで、順番としてはまず外観そのものを誰が見ても分かりやすく発見されやすいように設計します。そして、その上で、興味を持った人に具体的な内容を伝えるデザインという風に役割を考えていきます。
看板デザインではなく外観デザイン?
実際北堀江看板がデザインしているのは、看板ではなく外観がメインになるといっても過言ではありません。
ところが外観のデザインというと、工務店や設計士が行う「外観デザイン」が当てはまりますので、少しニュアンスが違ってきます。
看板という言葉は、人によってイメージするものが違うので一概には言えませんが、看板=広告という印象が最もポピュラーなイメージかと思います。
そのような発想から考えた場合、建築デザイン領域の「外観デザイン」には“発見性”、“誘導”、“PR”など広告的要素の「看板的目的」は要求されないので、問題はクリア出来ないという事になります。
建築デザインと広告デザインの融合が北堀江看板の看板デザイン
これらの事を踏まえて本来の北堀江看板に皆様がご期待されているのは、「外観デザイン」と、「看板デザイン」要するに広告的機能性の両立かと思っています。
この技術は我々が独自研究し多くの事例から蓄積したノウハウであり、唯一無二のセンスだと自負しております。
デザイン性を持ちながらも、しっかり機能性も重視した、建物そのものを看板だと見立てた私たちの作品をご覧下さい。
いぶきの動物病院さまBefore
いぶきの動物病院さまAfter
発見性を高めた動物病院の事例
人通りが多い立地にも関わらず、認知度が低いと感じているお客様がいらっしゃると思います。
認知度が低いということはまず、消費者に発見してもらえていないということです。
例えば、次に紹介する動物病院様の事例ですと、目立っておらずバス通りなのに認知度が低いと感じていらっしゃいました。
そこでスタイリッシュな外観を活かしてそのイメージを崩さないように建物側をテコ入れすることにしました。
外観と看板をてこ入れ
発見性を高める為に建物側をテコ入れする場合ですが、その部分は看板でありながら建物の一部でもあります。
なので、広告デザイン要素と建築デザイン要素の両面からデザインしなければなりません。
そして、各種看板についてはそれぞれの役割に沿ってデザインしなければなりません。
例えば、建物の前を通行するのは歩行者なのか車なのかによっても、打ち出し方は変わってきます。その辺もしっかり考えた上で看板を製作することで、発見してもらえる動物病院になるのです。
車道からでも発見されやすい看板デザインとは?!
看板の主な目的は、通行人に対してここは何を営業している所なのか?を通行人や訪問客にはっきりと示すことです。
その道をよく通行している人の「視界」に飛び込み、毎日通ることで気づけば記憶に残るような看板を私たちは日々研究し、設計しています。
今回は車の通行量が多い箇所に立地している動物病院でしたので、見落としがちな看板をどうすれば見つけやすい看板に出来るのか?を2つのポイントとともにご紹介していきたいと思います。
ポイント1:走行中でも瞬間的に分かる看板デザイン
まずは外観の全貌をご覧下さい。
通行面より少し奥まっている立地のため、車で訪問されるお客様から一瞬で発見出来るようにデザインしなければなりません。
間口全体にかかる入口や玄関には、以前無かった動物病院様の『顔』となる上部付近に看板を設置することにより、車で走行する際でも目に付きやすくなりました。
発見性を高めるBefore
発見性を高めるAfter
また、突出し看板やポール看板は屋号だけに絞る事で、発見性をより高め、車道からの見落としをなくしました。
ポイント2:外観とのバランスを考えたカラーで統一
看板が視野に入りやすいような設計が出来たら、次は色の選定です。
これも重要な要素の1つで、飲食店のように赤や黄色等の目立つ色調を無理矢理外観に取り入れることはオススメしていません
。主に病院や医院では青色のカラーが好まれます。
これは青色の持つイメージが、清潔感があり、気持ちを落ち着かせたり、リラックス効果が高いカラーだからです。
バランスを考えてカラーで統一Before
バランスを考えてカラーで統一After
また、白い壁面とこの青色との組み合わせがとてもマッチしていて、オシャレでスタイリッシュな外観・看板へと生まれ変わりました。
このように看板の設置する位置や場所を間違えると、どんな良いデザインをしていても全く効果のないものとなってしまいます。
看板の一部分だけをみるのではなく、建物全体を見ることで正しい位置に看板をつけることが出来るのです。
看板デザインは建物とのバランスが最も重要
看板は単に“知らせる”というだけの目的から、“選ばれる”という目的に変わりました。
現代では動物病院の業界も過当競争の時代に入り、そこに病院があるというだけでは顧客を獲得できません。他の動物病院と比較して選ばれなければ集客できないのです。
病院の所在を示していれば集客できた良い時代において、看板は、例えば文字などを大きく記載する事が、所在を知らせるという目的においてもっとも重要でした。
しかし、今は違います。
デザイン性を考えて、適切な大きさにしなければ、消費者に選ばれる外観は作れません。
大きい文字で知らせる事より消費者がどのように感じるのかが重要
例えばこちらの動物病院様の事例をご覧下さい。
つむら動物病院さまBefore
つむら動物病院さまAfter
建物というキャンバスのどの部分に屋号や動物病院のマークなどを配置するかはとても重要です。見る人によっては、もっと大きくないと目立たないのでは?と感じるかもしれません。
しかし建物のバランスを崩さずに最も大きな文字をつけるなら、この大きさが限界だと考えます。
これ以上大きな文字を設置してしまうのが、サイズが合ってない洋服を着ているようなイメージでちぐはぐになりマイナスイメージになります。
デザインの基本を押さえて万人が好印象を持つ看板を
デザインには好みがあるのは事実ですが、バランスの良さなどデザインの基本をおさえることは前提として重要です。
デザインの基本的な要素は、書体や色などの個人的な好みを超えて万人が好印象を持つものです。
内田獣医科さまBefore
内田獣医科さまAfter
看板の設置場所に制限がある場合
古くなった古くなった看板をメンテナンスしたいという目的でご相談を受けるケースが多くあります。
ですが単なるメンテナンス工事だけでは、看板が持つ効果を十分に発揮できません。
そこで、現在その店舗や医院が抱えている問題を、デザインの力で新たに蘇らせた事例をご紹介します。
こちらの事例では、周辺の立地環境が変わってしまい掲げられる看板の領域が制限されてしまったケースです。
今回は店舗の全容が見えないため、この見えている部分を如何に活用出来るかが重要になってきます。
トッキー動物病院さまBefore
トッキー動物病院さまAfter
テントの半分以上が隠れていますが、医院のイメージカラーを緑から明るいピンクに変更することで、奥まっている箇所でも視認性が高まり、遠目から発見されやすくなりました。
本来テントの役割は主に雨除けや日除けが目的なのですが、その他にお店のイメージにつながる「顔」のような役割も担っています。
今回、限られたスペースでのデザインもそれを最大限に活かす事に成功した事例です。
ここまでまとめました通り、看板はきちんとした目的をもってデザインすることが極めて重要になります。
ただ単によい感じに作っても求めている効果は得られません。
しっかりと適切な業者に相談してデザインするのが最も重要になります。
動物病院の外観・看板の施工レポート
ここからは、実際に動物病院さまの外観、看板の施工した際の状況をレポートさせて頂きます。
看板は、工場で製作して1日~2日でサクッと設置してしまうことが多いです。ですが、そう頻繁に工事することもないので、どんな工事をするか不安に覆われる方もいらっしゃいます。
そういう意味で、どんな施工になるか3現場レポートさせて頂きます。
ロマンチック街道動物病院さま施工前
先日、交通量の多い通り沿いに立地する動物病院様の外観リニューアル工事を行いました。複合施設の1Fに病院を構えています。
この日は天候にも恵まれ比較的施工しやすい環境でした!
施工前はこんな感じです。
いつも施工をお願いしている職人さん、朝気温が低く非常に寒いですが今日もどうぞよろしくお願いいたします。
いつものように当日実施する工事内容の確認からはじまりカッティングシートの貼り位置を施主様と一緒に決めます。
ロマンチック街道動物病院さま施工途中
看板の資材の一つに針金なども使用することがありますが錆びないステンレス製の針金を使用します。
外観の印象が施工前に比べだんだんと変わってきました!
こうして、看板工事は進んでいきました。
ユーロ動物病院さま施工前
12月15日(木)
午前9時30~吹田市にあるユーロ動物病院様にて外観リニューアルのサイン施工開始させていただきました。
ユーロ動物病院さま施工開始
まずは実施する看板の確認をします。
窓ガラスのシートについては現場で位置の微調整をお客様と行います。
位置をしっかりと確認してから実際に看板設置スタートです。
ユーロ動物病院さま施工中
上の方にある看板や大きい看板の施工を伴う場合は、3人ぐらいの職人さんがはしごを使って看板を設置します。
サイン工事のボリュームによっては夜遅くまで施工を伴う場合があります。
朝から夜遅くまでかけて、ようやく新しい外観・看板へと生まれ変わります。職人さん長時間お疲れ様です。いつもありがとうございます!
しんき動物病院さま施工前
本日京都の宇治市である動物病院さんの外観リニューアルに携わらせていただきましたので、看板現場施工リポートをお伝えします。
今回の動物病院さんは病院名を変更されるということで、それに伴って外観・看板デザインを一新させていただくことになりました。
天候にも恵まれ施工しやすい環境です!
施工前の外観はこんな感じです。
いつも施工をお願いしている職人さんです。今日も安全第一でよろしくお願いいたします。
しんき動物病院さま施工開始
まずは既存のガラス面シートと壁面の屋号サインを撤去する作業から行いました。
剥がし作業が終わったら、次に新しいシートを貼っていく作業を進めていきます。
シートの貼り位置は製作したデータをみながらと実際の現場での見た目の感覚も踏まえて調整します。
しんき動物病院さま施工完了
数日後にお客様側で壁面にサイディングを実施する予定とのこと、壁面は面積が大きいのでここからさらに印象が変化すると思います。
動物病院の看板リニューアルは、実績豊富な北堀江看板にご相談ください。他では絶対にまねできない技術で、集客のお手伝いをさせて頂きます。
ぜひ、当社の公式サイトをご覧ください。