看板がしっくりこないのは、設置位置がおかしい?それとも、サイズが間違っているから??小さいから?

看板イラスト 看板理論


なたは、こんな経験ありませんか?

検討している看板がどうもしっくりこない。設置した看板を見ても、何か違和感を感じる。あるいは、悪くはないけれど気に入らない。どこか違うと感じて満足度が低い。

その場合、次のことが原因の可能性があります。

  • サイズ間違いの可能性
  • 設置位置がおかしい可能性

詳しく解説しましたので、ぜひ最後までご覧下さい。

看板と建物とのバランスについて

看板は既にある建物の上に描く(設置する)ものなので、白いキャンパスの上に描くグラフィックデザインとは違います。

看板イラスト

白いキャンパスの上ならどんな看板でも違和感はないでしょうが、建物の上に設置するとなると建物とのバランスを考えないと看板違和感の塊のようになってしまいます。

設置位置が間違ってしまう違和感の塊に

看板がしっくりこない理由で最も多いのではサイズの問題です(のちほど詳しく解説します)。信じられない位置についている看板が要因である場合も、それなりに多いケースです。

設置位置が間違ってしまう理由は、色々考えられますが主だったところを今回はご紹介します。

看板の完成したイメージをわかる人はほとんどいない

看板屋さんと施主さんが現状の建物の前で、サイズなどの打ち合わせをされている光景をたまに目にします。

この打ち合わせのメンバーの中に、仕上がりイメージが鮮明に描ける人はいるのだろうか?と少し不安になります。

経験上、実際に看板が設置された時のイメージを描ける人はほとんどいません。

なので職人さんと施主さんで、看板をもっと大きく!場所はこの辺りで!などとやっていても実際設置して完成するまで、どんな風に完成するのか誰もわかっていないのが実情です。

合成図を確認せずに看板製作を進めてしまった

きちんとしたデザイナーがいる看板屋では、実際に看板が設置されたらどうなるか、合成図を作って施主さんに確認してもらいます。

ですが、合成図を作る作業はそれなりに手間と技術が必要なので、合成図を作らない業者も一定数いるわけです。

必ず合成図を作成して設置位置を決める!

合成などの手間を省いた結果、当日ぶっつけ本番で設置位置など決めることになります。本来よく考えたら、もっと適切な位置に設置できたはずなのに、変な位置につけてしまうのだと思います。

看板イラスト

 

しっくりこないは、感性の問題?

看板の位置がしっくりこないと思うのは、感性の優れた人だと思います。

多くの人は違和感を感じていても、それが位置の問題だと気付かないと思います。

でももしあなたが「しっくりこない」と感じたのであれば、間違いなくあなたと同じように感じる人はいるわけです。

看板がしっくりこない完成を大切にする

特に自分と同じ感性の人は、自分にとって最も良い顧客であることが多いですから、ここは重要視するべきでしょう。

看板イラスト

しっくりこない位置問題解消の秘訣

これは当日職人さんに嫌がられるのですが、図面上で決めきれない部分は、設置前に可能な限り「当ててもらうこと」をお勧めします。

看板施工

弊社ではこれは徹底しています。

位置をおまかせにすると、例えばセンターに合わせました!などと、一般常識的な多数決的判断で設置されてしまいます。

看板は、その建物によって見え方が全然違います。これらのジャッジは違和感の元となっているケースの方が多いことになります。

ぜひ、しっかりとした合成図を元に適切な場所に設置するようにしましょう。

看板製作をお考えなら、他の看板独自理論もぜひチェックしてみてください→→→

看板板の採りの問題でサイズを間違ってしまう

看板と建物とのバランスを崩す最大の要因はサイズです。

看板製作サイドでは、板の都合があるので、効率良く1820×910mmなどに寸法を合わせたがるものです。

しかし、例えば建物壁面のワイドが2100mmあるのに、1820mmで収めてしまうと両サイドに空きが出てきます。

以下の図をご覧ください。再度のスペースが違和感を作っているのがわかると思います。

看板イラスト

背景となる建物の色と看板デザインの色が同じであれば、問題ないと思います。しかし、看板と建物の色が全く違うものなのに寸足らずでは、違和感が出てくるのは当然の帰結と言えます。

サイズ=コストの問題?

看板製作者としては、予算を抑えようと思って良かれと思って、こういう寸足らずな提案してくれるることが多いです。しかし、少しの費用の問題で大きな成果を逃しているとしたらどうでしょう。

ケースによりますが私なら、たった330mmによって数万円コストが上がってしまっても、その後、この看板が及ぼす価値を計算して違和感がない方を採用します。

コストが上がっても効果の高い方がメリットは大きい

違和感を感じない人もいる

今の事例のように、壁面に対して空きが生まれた場合でも、実際には違和感を感じる人と感じない人がいます。

実際に、そのサイズを提案した看板屋さんは、違和感を感じないのですから、気にならない人もたくさんいるということになります。

機会損失はいかほど?

でも先ほどもお伝えしましたが、もし皆さんが「しっくりこない」と感じたのであれば、間違いなく皆様と同じように感じる人はいるわけです。

そんな違和感を感じる人を、本来であれば集客できていたのに、看板代をケチったせいで集客できなくなった場合の損失はいかほどでしょうか?

そんな人が月に1人いるだけで年間12人で10年では120人になります。その損失たるやいかほどになるでしょうか。

ぜひ、かけるコストと損失を天秤にかけてみてください。

看板イラスト

看板が小さすぎるケースはかなり多い

看板はサイズがとても重要ですので目立たない理由は、建物に対して小さ過ぎるという事はよくあることです。

ただし単に建物に対して面積が小さいから目立っていないのか、それとも設置する場所が違うのか、または看板面のデザインに問題があるのか、一概には言えません。

なので弊社では、さまざまな観点から考察し問題解決の方法をご提案致します。

看板や外観にお悩みがありましたら一度お気軽にお電話でご相談くださいませ。

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成功事例

この記事を書いた人

株式会社サインズスクエア代表取締役の西村友宏です。デザインの力で仕事を楽しくするとビジョンを掲げて北堀江看板サイトを運営しています。600件以上の施工実績、2000件以上の現場経験より導き出した弊社オリジナルの看板理論をどうぞご覧下さい。

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